金曜0:10~0:55(木曜24:10~24:55)
TBS系列で放送中の
『クレイジージャーニー』

世界を巡る狂気の旅人(クレイジージャーニー)をスタジオに招き、体験を語ってもらったり、番組スタッフと同行ロケをする。
冒険家、ジャーナリスト、写真家、作家、経営者などさまざまな職業の人物が「クレイジージャーニー」として登場する。
ただしすべて日本人。
「リヤカーマン」の放送回にて、ギャラクシー賞2016年5月度月間賞を受賞。
出演者:
松本人志(ダウンタウン)
設楽統(バナナマン)
小池栄子
関連記事:
http://dekohiro.com/2017/01/20/post-1166/
2017年2月10日の回に登場したのは、
爬虫類ハンター「加藤英明」
2016年9月14日放送の回に初登場後、2回目の登場となる。
今回も珍しい爬虫類をハントするために世界を駆け巡る。
爬虫類ハンターの生態

年齢は30代後半。
世界を股にかけて爬虫類ハントをし続ける真の爬虫類マニア。
しかし単にマニアだけでなく、その知識を活かして静岡大学の大学講師まで務めているというから驚きだ。

前回クレイジージャーニーに出演した際はインドネシアへ行ってコモドオオトカゲのハントを取材。
しかし人間の生活に寄り添った環境で育ったコモドオオトカゲは本来の野生の獰猛な姿とは似て非なる姿だった。
加藤の見たかったものは本当の意味での野性味溢れるコモドオオトカゲだった。残念ながらお目当てのものは見つからずに無念の帰国を迎えたが、仕掛けてきたカメラには求めていたコモドオオトカゲの姿をハッキリと捉えて、最終的には満足な顔で終わった。



爬虫類を目の前にすると我を忘れるように子供のようにはしゃぐその姿は、出演者3人も視聴者も笑いに変えてきた。
出演後は他の番組からもオファーを貰うようになったがクレイジージャーニーを裏切ることになるという理由で断るまさかの誠実さもみせる。
爬虫類ハンター、マダガスカルへ
今回同行する国はマダガスカル。
日本から30時間以上かけてその地へ移動。
マダガスカルはその90%以上が固有種の動植物が生息するまさに爬虫類ハンターからしたら楽園。

なかでも、カメレオンに関しては世界の3分の2種がマダガスカルのものである。
マダガスカルこそがカメレオン科に属するすべての種の原産地と考えられている。
加藤本人は15年前にも訪問している。

目的の場所ソアララには首都のアンタナナリボから移動だけで2日間かかる。
その間、地元のマーケットに寄り道すると、絶滅危惧種の爬虫類があちこちで販売されている。
まさに密売の温床となっているのだ。

その値段がこのホウシャガメなら観光人価格で2000円、現地人ならもっと安いと考えられる。
ヨーロッパの密売人がマダガスカルまで買いに来て約20万~30万円で売却して儲けているのだそう。
幻の陸ガメとカメレオンを求めて
ソアララに着いてからは早速、目的の爬虫類をハントするために躍動。

見つけたトカゲを捕まえようとするが、素早い動きについていけず全敗。

過去の放送も含めると4戦全敗。しかもまったく同じ正々堂々と正面から捕まえにいく方法で逃げられてしまっていて懲りていない様子。これにはスタジオメンバーも爆笑。
幻の陸ガメ「ヘサキリクガメ」

絶滅危惧種で日本でも過去に密売があった希少で貴重な陸ガメ。
マダガスカルでは野生のヘサキリクガメが密売されないように、発見したヘサキリクガメにはマークとGPSを取り付けるようにしている。

加藤の求めているものは人間が手を付けたヘサキリクガメではなく、なにもマークやGPSが付いていない個体だ。
そのために9時間かけて探し続ける。茂みで動いている音を聞き逃さないように声をあまり出さないようにしたり、カメの気持ちになってどこに潜んでいるかを考えることで特定していく。
そして、完全天然物のヘサキリクガメを遂に発見。

これには加藤も大興奮。

ヘサキリクガメの生殖器が超高性能
加藤がヘサキリクガメの腹をカメラに見せると、生殖器がダランと垂れた。

「交尾器」と言われるものらしい。
他の動物と見た目は大差ないかもしれないが、自分の体長の半分ぐらいの大きさになるという。
そして最大の特徴はメスの体内に入ると笠が開いて抜けないような構造になっている。
カメの不安定な交尾でも離れない工夫がされている。

そして仰天だったのはオスもメスも関係なくとりあえず乗っかって交尾の体勢をとること。
しかも後ろも前も関係なく。笑
どんな生態してるんだよ!!w
加藤さんの話はさすが大学で講師をしているだけあって興味深く聞くことができますし、わかりやすいです。
来週は奇跡のカメレオン探しに同行。

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