2017年3月30日 深夜23:15~24:15
テレビ朝日系列で放送された
『笑×演』

挑むのは漫才・コントのネタ作りに磨きをかける芸人たちと、
映画や舞台、ドラマなどの第一線で活躍している実力派役者陣。番組では『芸人のネタ作り』と『役者の役作り』のそれぞれに密着。
笑いと演技…双方のプロが1つの舞台を作り上げていく過程をお届けします。果たして芸人はどんなネタを書き、役者はどうやって演じるのか?
そして、笑いをとる事が出来るのか…!?
番組自体は特番で1月5日にも放送されていました。
そして、4月からはレギュラー放送として毎週水曜日 深夜1:56~放送するそうです。
出演者がそこそこ豪華
わたしはたまたま昨日アメトーークの時間帯に放送していたので気になって視聴したんですけど、けっこう番組の構成と企画がおもしろいなと思って観てました。
出演している芸人さんも役者さんもそこそこの人からなかなかの人までいますし、今後も出演者次第ではもっと面白くなるし、レギュラー化後も追いたいと思います。
その3月30日特番での出演者は
芸人:さらば青春の光・森田 / ナイツ・塙 / ニッチェ / ハライチ・岩井
役者:池田鉄洋 / 木村了 / 迫田孝也 / 西尾まり / 不破万作 / 前川泰之 / 松井玲奈 / 渡辺哲
一般の人にこの出演者見せたら、まさにそこそこだって思う人多そうなんですよね。
わたし的にはどの芸人さんも好きですし、役者さんも見たことあるような人ばかりで豪華だって思うんですけどね。
ただ、結果を出してるかって言われるとイマイチパッとしない人が多いような気がするのが笑えます。逆に言えばいい塩梅を揃えたなと。
誰かが突出しているわけでもなく、役不足でもなく。
1月の放送ではノンスタイル石田、バイきんぐ小峠、サンドウィッチマン富澤なんていう賞レース優勝芸人がネタを考えるという豪華なキャスティングだったんですが。。。
レギュラー放送に合わせて出演者も調整したんですかね。
そう考えると、今回の出演者はお笑い好き、ネタ番組好き向けであり、そこそこテレビ出演している絶妙なキャスティングですね。
面白いけど、役者である必要ある?
芸人がネタを考えて、役者二人が漫才若しくはコントを演じるわけです。
その役者に合わせた、または役者だからこそ味が出るような、役者だから芸人より面白く表現できるようなネタを提供するのが、この番組の趣旨だと思います。
実際、漫才・コントを観た感想ですが、『役者である必要ある?』と感じました。
まず、漫才・コントは客を笑わせるためのものだから、面白いのが条件です。
たしかに、ネタ自体は面白いかもしれませんが、演じる力が強すぎるとのめり込んで演技に没入してしまうために、笑いが少なくなってしまう気がするんです。
まるで、舞台を観ている感覚で見入ってしまいました。勿論面白いんですが、ひとつひとつの動きと演技に情報量が多くて、「笑い」を逆に薄めてしまっていました。
ナイツ塙さんが漫才のネタを提供していましたが、漫才であれば、役者である必要はほとんどないですね。見てても漫才コンビのマネをしているようにしか見えませんでしたし。
やるならコント縛りにしたほうが番組的趣旨的には合ってると思います。
ネタなんてほとんどの芸人が客を笑わせるためだけにやっているのだから、笑わせる以外の技術なんてほとんどなくても支障はないはずなんです。そもそも客もどれだけその役に似ているかとかそれっぽいかなんて気にして見ている人はいないと思います。
ただ、あくまで個人の感想ですが。
求めるのは面白いネタと人気役者
正直、この番組に求めているのは、面白いネタは勿論なんですが、『人気役者』のほうです。
これさえあれば、視聴率は取れるはずですし、ネタがどうこうはあんまり関係ありません。
広瀬すずとか菅田将暉とか出演すれば誰でも見るでしょう。
この番組が深夜レギュラーで人気になれば今後、ゴールデン帯で特番という機会も考えられるので、その際は旬な役者と人気芸人が考えたネタで話題になってほしいものです。
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